高気密だから
最近の家は、高気密な家が増えてきています!!
家の気密性能が良くなれば、空気の入れ替わりが少なくなりますので、家の中の空気環境も自然と悪くなってしまいます。
現在建てられている家の90パーセント以上が、新建材とビニールクロスで出来ています。
新建材とビニールクロスは空気中に化学物質を揮発します。揮発性有機化合物(VOC)といわれるものを放出しますので、家の空気は自然と悪くなってしまいます。
昔の家の考え方は、夏の湿気対策のために隙間が多くあって、一年中空気が自然に入れ替わっていましたが、最近は夏が非常に暑くなってきていますので、家の性能を上げて暑い夏でも快適に暮らせる家づくりへと方向転換していきました。なので、気密性能がいい家が増えてきました。
気密性を上げることはいいのですが、家の中の空気環境のことをしっかりと考えておかないと、暮らしだしてから家族が病気になってしまうこともあります。
せっかく建てた家で家族が病気になってしまうなんて考えることはしませんし、病気になって初めて気づくことになります。
そこで初めて家の空気環境が、いかに重要かを知ることになります。
24時間換気が義務付けられています。2時間で家全体の空気を入れ替える計算にはなっていますが、物入れやクローゼットの中や、家具の裏側の空気は、入れ替わることがほとんどありません。
よごれた空気が残り続けることになります。
そこを考えると内装材は非常に重要なパーツになります。
最後の砦といえますからね。
家の中で、常に揮発性有機化合物(VOC)を放出する内装材なのか??
空気を浄化してくれる内装材なのかでは、生活自体が全く異なる家になります。
どちらがいいのかと尋ねられれば、必ず空気を浄化してくれる内装材を選択することになりますが、建築業界の現状はそこまで内装材を重要視している会社がほとんどありません(汗)
なので、新建材とビニールクロスで出来た家ばかりが沢山建てられることになります。
家の気密性能が良くなればなるほど、内装材が重要になってくるのですが、そこを重要視している会社はもすごく少ない。暮らしてみて家族の誰かが病気になって初めて気づくことになります。
もみの木ハウスでは、使用する内装材はもみの木とオガファーザーになります。
もみの木には「調湿効果」「消臭効果」「抗菌作用」「忌避効果」「空気浄化作用」などの付加価値がありますので、家の空気をキレイにしてくれます。オガファーザーもビニールクロスとは異なり、揮発性有機化合物(VOC)を揮発しませんので、体に良いものになります。
気密性能が低い家なら空気が自然と入れ替わるから健康被害も少ないでしょうが、これからもっと気密性能が高い家が当たり前になってくると、家の空気環境が重要になって来ますので、内装材の選択が一番重要になって来ます。
建築の常識を変える必要がある時期にやってきたといえるのではないでしょうか??