断熱材
この夏は、記録的な暑さが続いていますね。例年なら梅雨明けの時期である7月下旬に差し掛かっていますが、今年は6月末には梅雨が明け、連日猛暑が続いています。ここ兵庫県でも、連日のように熱中症警戒アラートが発令され、熱中症による救急搬送者も急増しています。
特に懸念されるのは、自宅での熱中症リスクが高まっていることです。もはやエアコンなしでは、日本の夏を快適に乗り切ることはできません。自宅にいながらにして、命の危険と隣り合わせの生活を強いられる現状があります。
2025年4月からの建築基準法改正と断熱性能の重要性
このような夏の猛暑対策として、2025年4月からは建築基準法が改正され、断熱性能が低い住宅の建設が原則としてできなくなりました。これまでは断熱材の性能を示す「断熱等級」はありましたが、最低限使用すべき断熱材の性能基準は不明確でした。しかし、今回の改正により、断熱等級4以上の住宅でなければ建築できないと明確に定められました。
これにより、より快適な夏の暮らしを実現するための断熱基準が厳格化されたわけですが、年々上昇する気温を考えると、現在の基準でも10年後には不十分になる可能性も否定できません。
職人の技術に左右されない高断熱住宅の実現
断熱材の施工は、使用する断熱材の種類によっては職人の技術に大きく左右されることがあります。熟練の職人による施工であれば断熱材の性能を最大限に引き出すことができますが、そうでない場合は、せっかくの高性能な断熱材もその効果を十分に発揮できない可能性があります。これでは、住宅ごとに断熱効果にばらつきが生じてしまいます。
断熱材は、工事が始まってからでは変更ができません。「こんなに暑いなら、もっと断熱材について考えておけばよかった」と後悔することのないよう、家づくりの初期段階でしっかりと検討しておくことが極めて重要です。一年中快適に暮らすためには、断熱材選びが鍵となります。
もみの木ハウスが採用する「フォームライト」による快適空間
私たちもみの木ハウスでは、職人の技術差によって性能が左右されるような断熱材は採用していません。気密性能や職人による施工のばらつきを考慮し、**吹き付け断熱材「フォームライト」**を使用しています。
この猛暑の中でも、もみの木ハウスの家は**エアコン1台で家全体を快適な室温に保つことができます。**たとえ外気温が体温に迫るような日でも、玄関を開けた瞬間にひんやりとした空気に包まれる感覚を体験できます。
一般的な住宅では、帰宅して玄関を開けると熱気がこもり、エアコンの効いた部屋から一歩出るとすぐに熱波に襲われます。しかし、もみの木ハウスでは、家の中のどこにいても**ほとんど温度差がありません。**玄関からリビング、寝室、水回りまで、家全体が均一な温度に保たれているため、「エアコンをつけている部屋だけが涼しい」というストレスから解放されます。
一生後悔しない家づくりのために、今、断熱材を考える
これからも夏の気温は上昇し続けると予想されています。もし高性能な断熱材を選ばなければ、一生我慢を強いられる生活を送ることになりかねません。
快適で健康的な暮らしを送るために、ぜひ一度、もみの木ハウスの断熱性能についてご相談ください。この夏を涼しく、そしてこれからの人生を快適に過ごせる家づくりを、私たちがお手伝いいたします。