床材
家で生活する中で、常に体に接しているのが床になります。
寝るとき以外は、足の裏が床に接しています。
身体に接する部分なので、家の中でも重要なパーツになるのですが、床材にこだわって家づくりをする人はほとんどいません。
床材を重要だと考えている人は少ないうえに、床材が重要だと考えている会社のほうがもっと少ないように思います。
どこの会社に行ってもこの床しか使いません!!ではないからです。
普段はカラーフロアーが標準なのですが、無垢材のフローリングがいいといわれる方には、無垢材のフローリングを使用することになります。
無垢材のフローリングでもいろんな種類があります。針葉樹なのか??広葉樹なのか??だけでもでも全く異なる木になりますので、全く別物の木を使って家をつくるのに、この木を使ったらこんな暮らしができます。で木を選択する人なんていません。
求められているのは見た目や、、暮らしだしてから傷がつきにくかったり、ワックスがけなどのメンテナンスをしなくてもいいような、フローリングが選ばれることになるのでしょう。
床材なんてどれも同じだという考え方が、浸透してしまっているからです。
床材を甘く見ると床材に困らされることになります。
かたい床の上で暮らし続けると、腰や膝に負担がかかりますからね。
ペットをかたい床の上で飼っていると、コーナーで滑ってドリフトしながら走ってきますし、腰に負担がかかりますので、よくはない。
硬い床は、熱伝導率がいいので、足の裏から体温を奪います。なので、冬はものすごく冷たく感じますので、靴下をはいた上にスリッパが必要になってきます。
床が冷たいので、フローリングの上にカーペットなどの敷物を敷くことになります。
床が冷たいから敷物に頼る必要が出てきます。
トイレやお風呂にも、トイレマットやバスマットが必要になるのは、尿が飛び散ったり、お風呂から濡れた足のまま出ると、床がべちょべちょになって腐ってしまうからです。
全く暮らす人のためになってない床材を使用して家を建てることになりますので、生活もしづらいのが当たり前になります。
もみの木ハウスでは、もみの木のフローリングしか使用いたしません!!
今ある床材の中で、一番いいと考えるからです。
もみの木には、針葉樹なので熱伝導率が悪い。足の裏から熱を奪いにくいので、もみの木ハウスでは、一年中素足で過ごしている方がほとんどになります。
しかも、普段は掃除機をかけるだけでいいですし、メンテナンスは床に水を撒いてモップで伸ばすだけでいいので、お手入れも簡単になります。
もみの木の床の上に、醤油やソースをこぼしても水をかけて雑巾でふき取るとしみになることもなくきれいになりますから、子どもが床にいろんなものをこぼしても叱ることがなくなります。
もみの木のフローリングは、普通の床材とは比べることができません。全く別のものになるからです。
頭で考えても理解できないものになります。
気になられるのであれば、ご自身で体感していただくのが一番理解できることになります。