何十年暮らしますよ
今の現状での家づくりをしてしまうと、後悔することになります。
今の家族構成で家を建ててしまうと、家族構成が変わってしまいますので、ここまで必要はなかったなと思わされることになります。
お子さんをこれから育てていくご家庭では、子育てを優先した家事導線であったり、子ども部屋をメインに考えたりしますが、自分自身の経験からすると、子ども部屋を使用する期間なんてものすごく短い期間になります。
早い子どもでは、中学から家を出る子どもも増えてきましたので、自分の部屋で過ごす時間は、一生のうちで物凄く少ない。
子育てしていて中学生から自分の部屋を使いだす頃に、家を出ると部屋なんて使うことがありません。
高校を卒業して、進学で家を出るか、家から通って就職で家を出ることになります。
長くても結婚したら家を出ることになりますので、子ども部屋を使用する期間は、中学・高校の6年間がほとんどになります。それからまだ長くても4年から10年ぐらいだとすると、よく使ったとしても16年ぐらいしか使用することはありません。
小学校の頃は、リビングで勉強して自分の部屋で寝ることも少なかったですから、ほとんど部屋なんて使用していません。学習机を買っても自分の机で勉強する時間はどれぐらいあったのか??と思います。
個人差もあるでしょうが、我が家の場合はです。
長女なんてほぼ部屋を使ったことがありませんので、子ども部屋が果たして必要だったのか??と考えさせられることがあります。それなら一層もっとコンパクトでもいいですし、家族の誰もが自由に使用できるスペースを設けるほうが、これからの家づくりには良いのかもしれませんね。
子どもが巣立って、夫婦二人だけの生活のほうがはるかに長いので、子育てを優先しての家づくりは、将来後悔することになります。
使用しない部屋や空間があればあるほど、不要なところにお金を費やしてしまったと、あとあと気づくことになります。
そうならないためにも、今の現状での家づくりをするのではなくて、何十年も先のことを考えた家を、建てておくことのほうが重要になってくるとは思いませんか??
今現在の現状ではなかなか気づくことが出来ませんが、きっと何十年先に思う時がやってくるでしょう。
人生は長いので、子育てですべてが終了するのではありません。そこからの人生のほうが長いので、何十年も先のことを見据えた家づくりをするべきだと考えます。
子どもたちが帰ってきても何日家にいるのか??一年で考えるとほんの少しの時間になります。
家で子育てする期間よりも、はるかに長い時間を暮らしますからね。