物価高騰
家の価格は、常に上昇しています。
ウッドショックから、木材の価格が上昇してから色んなものの価格が上昇しています。
ウクライナ問題や原油価格の高騰など生活していくうえで、物価の上昇は家計を圧迫することになります。
一度上がってしまったものは、下がることがあません。
建築建材も軒並み価格上昇しています。
少し前に値上げのお知らせがやってきたのに、また値上げします。のように、今の価格から少しするとなお価格が上昇しています。
今が一番安いことになります。
4月からも、沢山の価格改正がされます。
4月になってみないと、メーカーがどれだけ価格を上げるのかがわからない状態なので、4月から価格が上がりますと言われても、どれだけ上がるのかわからない。
今の現状の価格で見積りをしていても、4月からは、今の見積りよりも必ず価格が上昇します。
工事をしている現場でも、4月以降に材料を入れる現場では、価格が上昇してしまいます。
色んな事情で価格が高騰するのは仕方がないのですが、もう少し様子を見ようと考えている間に、価格は更に上昇していることになりますので、あの時に決断しておけばよかった(涙)
ということになりかねません。
家を建てようと考えてから、家はすぐに建つものではありません。
建築確認などにも時間がかかりますし、工事が着工してからも、何カ月もの工期がかかりますので、すぐには家は完成いたしません。
時間が過ぎれば過ぎるほど、家の価格は上がっていくことになります。
そうなると、家を考えている時間があれば早く行動に移せばいいのですが、沢山の住宅会社がありますので、どこで建てるのかで、暮らしだしてからの生活が大きく変わることになります。
家の価格が上昇しているから少しでも安い家を建ててしまうと、一生快適な生活をすることはできません。
家に支払った価格は安くても、生涯で家に費やすお金は、安い家のほうが遥かに高くつくことになります。
安い家にはそれだけの材料で出来ていますし、家の性能も価格に見合ったものになっています。
家の価格が安い分、不便な生活を強いられることになります。
季節を感じながら一生暮らすことになります。冬は寒くて夏は暑い。こんな生活が一生続きます。
冬寒くて夏が暑い家では、光熱費もものすごく高くなります。
他にも安い材料で出来ていますので、家自体の寿命も短くなります。
色んな物の劣化が早く、メンテナンスが必要になる期間も短くなりますので、メンテナンス費が高くなります。安くて性能が悪い家では、売却するときにも、価値がほとんどつくこともありません。
物価が上昇しているので、少しでも安いものをと考えがちですが、人生は長い。
一生使うものなので、今の現状で判断するのではなくて、何十年も先のことを考えて家づくりをすることが、より一層重要になるのではないでしょうか??