信じてやまない日本人
本当なのか嘘なのかわからないこと。そう言われていることで、真実が良くわからないまま信じていることが多い。
建築では思われていることのほうが多くて、本当のことを知っている人はものすごく少ない業界になります。
本当のことを知っていて、仕事をしているのは嘘をついてやっていることになりますが、ほとんどの人が事実を知らずに、いわれていることを信じてやっていることになります。
ダメだといわれると使用することが無くなってしまいますし、事実を知ってしまうと誰もが使わなくなってしまうからです。
本当にいいものだけが選ばれる世の中になればいいのですが、そうなると、今度は材料などの取り合いが起こってしまいますので、価格高騰しますし、他の商品が売れないと沢山の会社がつぶれてしまうことになります。なので、そんなことは、まず起こりうることは無いでしょう。
誰もが信じて疑わないのは「木はいいですよ!!」や「木は調湿します!!」とか「自然素材はいいですよ!!」とかです。
何を言ってるの??
全て言われているとおりじゃないのと思われるかもしれませんが、木もものすごくたくさんの種類がありまして、その中でも暮らす人にとっていいものを選んでいくと、本当にいいものなんてそのすごく少なくなってきます。
色んなことを知ってしまうと、使用するのを避けようとするものさえ出てきますし、本当は自分たち家族が、どんな生活をしたいのかで使用する材料を決めるのが、本当の家づくりになると思うのですが、現在の家づくりはそうではなくて、傷が付きにくかったりデザインが良かったり、見た目や予算によって決められることになっています。
この材料が自分たちの暮らしをアシストしてくれるから判断するのではなくて、ほかの色んな要因から決めることになります。
本当のことを知らない世界でのビジネスになっているからです。
犬や猫を飼いたくてペットショップへ行くと、沢山の種類のペットがいます。
犬や猫の種類は見ると分かりますし、おとなしい性格なのか気性の荒い性格なのかは、店員さんに聞けば教えてくれます。
飼い方などいろんなことも教えてもらえますが、家の場合はこれを使うとどういう効果があるのかとか教えてくれることはありません(汗)
教えるよりも、真実ではないことが独り歩きしてしまっている状態になっていますからね。
効果よりも見た目になるのでしょう。
木も暮らす人にとって、いい成分を出す木もありますし、悪い成分を出す木も使用されている木の中にはたくさんあります。
ホームページでも検索するとヒットしますからね。
自分たちに合ったものを選択するのがいいのですが、そこまで考えて家を建てる方がほとんどいないのが現状です。
本当にそうなのか⁈ってことが多いのが建築業界になります。
一生暮らす家になりますので、使用する材料はどんな効果があって暮らす家族がどんな生活が出来るのかぐらいは知っておかないと、建ててから後悔することになります。