目利きの話
目利きって聞いたことありますか?
いろいろなところで目利きって必要になります。プロが使う話がほとんどですが。
例えば、魚屋さんでは市場で仕入れます。この場合、仲介人による競りで行います。
仲介人は、プロの集まりで値段の駆け引きをします。自分が仕入れたいと思う魚は
どうしても落としたいとなると、競争に勝たなければいけません。
なので、ライバルが出現することによって仕入れられる値段も変わるわけです。
相手が引かないと、値段がどんどん上がっていきます。そうなると、売値や買い手のことを考えながら
値段を設定して決めます。
競りに負けると、次の落とすものも決めておかなければなりません。
なので、事前に商品を見て決めておかないとならない事になります。
魚屋さんだと日持ちがしないので、さばき切れる量も大切になります。
見極めが大事ですね。
建築会社でも同じことが言えます。
昔は、木を見て何処に使うかなんて決めていたものです。木を見ても♪この木何の木~♪みたいな人が増えました。
時代の流れでしょう。
無垢材を使っていても梱包に材料名が書いてあったりします。
製材した木を見ても松や桧や杉といった材料がわかる人も減りました。
職人すらコレですもん。
ましてや営業マンになるとどうでしょう?
目利きではなく色やデザインで勧めてくる方が多いようです。
本当の材料を説明できる目利きのできる会社を、選ぶ事から家づくりを考えてみてはいかがでしょうか。