良いと楽は違います
「この家良いんです!!」と「この家楽なんです!!」どちらもいいように感じる言葉になりますが、あなたならどちらを選びますか??
この家良いといっても、どこがいいのかは個人差もありますし、感じるところが人それぞれ異なりますからね。
デザインが良かったとか間取りがいいとか、使用している材料がいいと、安かったとかは見た目や気持ちに依存するところのほうが多い。
ただよかったと感じているのは心の満足であって、暮らしていくうえでの満足ではありません。
暮らす人が楽に生活を送れることにお金を使って建てた家ではなく、見栄えや自分の趣味をメインに建てた家になります。
このデザインが最高だ!!なんて暮らしても自分たちの暮らしを全く楽にはしてくれません(汗)
デザインを優先するあまり、使い勝手が悪いようになってしまうことのほうが多い。
人生は長い。しかも家で過ごす時間が一番長くなりますので、暮らしが楽になる家に暮らすことのほうがいいと最終的には思うことになります。人生は長いですからね。
何度も建て替えることが出来れば、自分の失敗を家づくりに生かすことが出来るのでしょうが、そんな方はほとんどいません。
家は人生の中で一番高価な買い物になりますので、一度きりになる方が大多数になります。
家を建ててからではもう遅い。だから、どこにフォーカスして家づくりを考えるのかによって、人生そのものが変わってくることになります。
誰でも家では楽して暮らしたいと思って家づくりをするのですが、その途中に「欲」が湧いてきます。
どうせ建てるのだからってことで、だんだんとあれもいいやこれもいいなと考えだすと欲が心の中でうごめくことになります。
そうなると、脇道へとそれていくことになります。
家も会社によって考え方が全く異なりますからね。
自分たちがどんな生活をしたいのかで選ぶべきだといえるからです。
自分は、空気環境に特化した家で暮らす家族が健康で楽して暮らせる家がいいと考えています。
家は道具であって、みて楽しむものではないからです。
立派な家を建てて自己満足で暮らすのもいいでしょうが、今まで暮らしていた家よりもはるかに楽で暮らす家族のために働いてくれる家のほうが遥かにいいと考えます。
人生100年時代といわれて平均寿命も延びていますので、健康で楽して暮らせる家を建てておけばよかったと必ず後悔することになるからです。
家を建ててすぐに今度家を建てるときは・・・・
という言葉が出ると家づくりに失敗したことになります。
次に家を建てるときやっぱりこの家しかないよね!!と言える家に暮らして欲しいです。