好みと本質
好みと本質は異なります。
服や靴など身に着けるものも好みで選びます。
自分が気にいったものを身に着けることになりますが、必ず必要なものだけを身に着けるのではなく、オシャレなアイテムとして身に着けているものも多いですね。
指輪やネックレスやイヤリングのの類は付けなくても何も困ることはありません。
自己主張や自分を満足させるための道具にしかなりません。
服は自分の身を守るために着ます。
夏は暑くて汗をかきます。日焼けもしますので、服を着ます。裸では捕まってしまいます。
冬は寒さから身を守るために服を着ます。
真冬に薄着で外にいると体が冷えてしまって風邪をひきます。
自分の体を守るために服を着ることになります。
これって必要なものになります。
必ず必要になるものと、必要でないものがあります。
家の考え方も同じで、家を建てるのに、キッチンを付けてくださいとか、トイレとお風呂は必ずつけてください!!とは家を建てるときには注文することはありません。
必ずプランにはキッチンやトイレやお風呂や洗面所などは必ず入っています。
無いと困るもので、生活自体が出来ない家になります。
必要なものは必ずありますからね。
そのほかのものは必要であるのかといえば、生活していくうえでは必要ではない物もたくさんあります。
出窓であったり無駄に広い部屋とか、おしゃれな家にするためのデザインだったりといろんなものがあります。
不要なものを付けたしていくと、家の金額も上がっていくことになりますし、付けたからと言って暮らす人に恩恵を与えてくれるのではありませんからね(汗)
暮らす人にメリットがあるものなら必要になりますが、そうでないものは自分には必要がない考えになるからです。
着飾るよりも家族が健康で快適に暮らせる家に、お金をかけることのほうが豊かな生活が出来ます。
家は建てて終わりではありません!!
長く暮らしているとメンテナンスが必要になりますので、これが欲しいでつけたものには高価なメンテナンス費が必要になります。
床暖房や全館空調といったものが代表的なものになります。
高価なものになりますので、初期投資にも莫大なお金がかかりますし、光熱費も高くなります。
何よりも壊れたときにものすごいお金がかかることになります。
お金に余裕がある方ならいいですが、ほとんどの方がそうではありません。
憧れでつけると後悔することになります。
欲しいでつけてしまうと後悔することになります。
本当に必要なものだけで家を建てることがいいといえるからです。
付けて満足するのは最初の頃だけで、後は後悔のほうが多い家になるからです。