自分ですべて決めて大丈夫??
最近の家づくりはお客様の要望を聞くことから始まり一から十まで決めないと家が建たないのが現状です。
マンションや分譲住宅では最初から間取りが決まっていますので、自分要望よりも立地やや価格が重視されることになりますので、自分たちの希望に沿った家にはなりません。
完成したものを購入することになりますので、間取りは自分たちでは決めることが出来ません。
注文住宅になると自分たちの好みの家を建てることが出来るのですが、すべて自分たちで決めることになります。
どんな家に住みたいのかとか部屋の数からリビングの大きさからすべて自分たちで決めることになります。
お客様は建築の素人になりますので、どのくらいの広さがあれば十分に生活できるのかなんてはっきりとわからないので、リビングの大きさはどれぐらいにいたしますか??
と決まれても自分が今住んでいる家の大きささえはっきりとはわかりません。
広ければ広い程いいと考えてしまいものですが、広ければいいというものでもありません。
大家族で加増全員がリビングで時間を過ごす家ならともかく、最近は核家族化が進んで子どもを含めて4人が一番平均的な家庭になるのではないでしょうか??
子ども一人なら三人しか暮らしませんので、広いリビングは何のために必要になるのか??
毎日人が家にやってきて宴会をするのであれば広いリビングも価値があるものになりますが、家族が三、四人で暮らすのは広いリビングは無駄なものといえるからです。
子どもも巣立っていきますので、子どもと過ごす時間よりも子どもが巣立ってからの時間のほうが遥かに長い。
夫婦二人きりで暮らすことになりると大きなリビングがだんだんと重荷になってぃます。
広ければ広い分だけ掃除する面積が増えますし、年を重ねるにつれてだんだんと行動範囲も狭くなってきます。若い時みたいにスムーズに動くことが出来無くなってしまします。
他にもたくさん決めることがありますが、素人がすべて決めることになると生活がしずらい家になってしまいます。
建てたときにはベストな家であっても家族構成が変化しますし、自分たちも年を取っていくと不便根所やこんなに広い家は必要なかったと思うようになります。
建築ののプロなら暮らす人が生活しやすい家を提案するのが当たりまえだと思うのですが、今の建築の常識はお客様の要望を聞くことからスタートいたします。
全ての要望をかなえる家になるととんでもなく大きな家になってしまう(汗)
その結果予算オーバーになって必要ないものを削っていくことになります。
時間だけが無情にも過ぎていきますの。
自分たちが建てられ家の予算が初めからわかっていればいいのですがいきなりお金の話をする会社は少ないです。
予算が決まれば家の大きさも決まってきます。
そうなればその中で必要なものだけを優先することになりますし、必要ないものがあれば本当にそれって必要ですか??と自分なら聞きますが、そこを聞かずに要望を聞く事ばかりになると暮らしだしてから必要なかったと後悔することになります。
プロに任せることが失敗しない家づくりになります。