長く快適に暮らせる家
人生100年時代といわれています。平均寿命も伸びていますし医療の進歩もあり老後の暮らしも長くなります。
歳を取るにつれて、今までできていたことができなくなっていきます。
若い時には何も問題もなくスムーズに出来ていたことが、だんだんと出来なくなっていくことになります。
こんなはずじゃなかったのにと感じることになります。
例えば階段の上り下りにしても、億劫になってくると、二階には上がることが無くなってしまいます。上がることが無くなってしまうと掃除をすることもなくなりますし、窓を開けることもありませんので空気が循環することが無くなってしまいます。
埃が溜まり、湿気が停滞しますのでカビが生える原因にもなります。
物置としてしか機能しません(汗)
一階で生活することになります。
1階に部屋があればいいですが、なければどこかに寝るスペースを確保する必要があります。
一部屋あれば、寝室として使用することが出来るのですが、すべての部屋を二階に配置してしまうとリビングを寝室にするしかありません。
生活環境は今のままではずっと暮らし続けることが出来なくなります。
でもそうなることを考えて家を建てる方はほとんどいません。
家に合わせた生活をすることになります。限られたスペースで、動ける範囲での生活になりますので、使用する空間も限定されてきますし行動範囲も限られてきます。
大きな家を建てても使用する期間はものすごく少ないことになるからです。
子どもが小学生になるころに家を建てたとすると、子ども部屋を使いだすのは中学校になったぐらいからになります。
大学に進学すると家を出ることになります。長くいても就職や結婚で家を出ていくことになります。そうなると中学生と高校生の時の6年間しか部屋を使うことがありません。
人生100年時代だとすると子どもが巣立ってから夫婦二人きりで過ごす時間のほうが遥かに長いことになります。
子ども中心で今の現状で家づくりをしてしまうと、年を重ねるにつれ後悔することになります。
子どものために家を建てるのではなく、自分たちのために家を建てることが一番重要になってきます。ここを間違えてしまうと、無駄なことにお金お使ってしまったことになります。
もっと価値のあることに使用するべきだといえます。
人生は長いので、今の現状で家づくりをしてしまうと後悔することになります。何十年も先のことを見据えての家づくりをすることが重要になります。
それに加えて、長く暮らしても資産価値が残る家に暮らすことで、老後も安心して暮らせることになります。