内装材は何処で判断するのか
家を建てた時にいろんなものを決めないと前には進んでいきません。
多くの会社が一から十まですべてお客様が決めることになるスタイルをとっているからです。
窓の色や外壁の色、屋根の材料や色もそうです。たくさんの種類の中からたった一つだけを選択しなければなりません。
選択肢があるから悩むことになりますし、打ち合わせという果てしない時間を過ごすことになります。
外のことでも決めることが沢山ありますが、家の中になるともっと沢山決めることが出てきます。
そもそもなぜ自分たちですべて決めないといけないのか??
家づくりに対する考え方が大きく変わってきたのと、たくさんの建材を扱うメーカーが増えてきましたので、選択肢の幅も増えたからです。
家に対する考え方も、昔は長男が世襲して長年代々同じ家で暮らすのが当たり前だったので、家も長く暮らせるように考えて建てられていました。
戦後、法律が変わって長男世襲が無くなってしまうのと、高度成長期を期に家も立派な大きなものか自分たち家族だけが暮らせる大きさの家に変化していきました。
核家族も増えてきたので、自分たちの好みを優先した家づくりになってきました。
代々引き継ぐよりも、自分たちの好きな家に暮らしたいと思うようになってきたのと、ハウスメーカーが建築のプロが家を売るのではなく、建築の素人の営業マンでも家が売れるスタイルを確立したためにお客様にすべてを決めていただくスタイルになりました。
床の色からドアや窓枠や天井や壁のビニールクロスに至るまで、すべてを決めなければなりませんからね。
全て決めているものがどこで判断して決めているのか??
自分たちがいいから決めているのか、それとも会社が勧めてくるから決めているのかいろいろですが、自分たち家族が暮らす上でいいものだからで判断している人はものすごく少ない(汗)
「絶対にこれがいいですから、これにしてください!!」という営業マンなんて今まで一度もお目にかかったことがあません。
お客さんが全てを決めていくスタイルが世の中に定着してしまったので、これが当たり前だと何も疑うことをしなくなってしまったからです。
もみの木ハウスでは、内装材を決めることはございません。
全てにおいて仕様が決まっているからです。
今、一番体にいいと考えられるもので家づくりをしていますので、悪いと分かっているものを使用することなんて出来ませんからね。
もみの木を使用することによって、生活自体が物凄く楽になりますし、家の空気環境に特化した家づくりをしていますので、選択肢が無くなることになります。
全て決めることが無くなることで、打ち合わせという時間が無くなります。
自分の時間を奪われることが無くなります。
毎週の打ち合わせがないと家づくりも楽になります。