資産価値って
家を建てるときに、資産について考えて家を建てていますか??
家は建てた時が一番高くて、時間が経つにつれてだんだんと価値が無くなっていきます。
木造建築の耐久年数は22年といわれています。家の価値が22年を過ぎていくと段々となくなってきます。30年もすると家の価値は無くなってしまいます。
高いお金を出して住宅ローンが終わるのを待たずに家の価値が無くなってしまうことになってしまいます。
日本の住宅はあまりにも寿命が短い。核家族が増えて自分たちだけの生活が出来ればいいという考えが定着してしまったことも、家の寿命を短くさせた要因になるのでしょう。
子どもからすると相続して暮らしたいと思える家ならいいのですが、相続しても暮らす気になれない家では誰も暮らさない。暮らしたいと思える家を建てておくべきだったともいえます。
そうなると、売却するにしても資産価値がないと土地の価格だけしか残りませんし、建物に価値がないと解体しなければなりませんので、解体費を差し引いた金額でしか売却することが出来ません。土地の価格が全てはいるのではなく、解体費を差し引くと高値が付く土地ならいいのですが、土地の価格が安ければ、解体費を差し引くとマイナスになってしまうこともあります。
そうなると、相続を放棄することにもなりかねませんし、そのまま放置して空き家になってしまうケースも増えています。負の遺産としてしか扱われなくなってしまいます。
そうならないために、何十年たっても資産価値が残る家を建てておくべきだといえます。
たとえ子どもたちが暮らさなくても、売却してお金が残るであったり、賃貸として貸し出すことで毎月家賃収入が入ることになる家のほうが価値がある家だといえます。
終活を気にしながら、余生を過ごすよりも、全く心配することなく過ごせる家のほうがいいからです。子どもたちにも迷惑をかけるどころか喜ばれることになりますからね。
株を買っても乱高下しながら何十年先に価格が上がっていればいいですが、買った株が下落してしまうと損してしまうことになります。
誰も損するよりも得するほうがいいですからね。
家も同じことがいえます。価値が残る家を建てることで将来誰もが笑顔になることでしょう。
自分たちが快適に暮らせてなお資産価値が残る家こそが、これからの時代に求められる家になります。
どうしても、最初の投資に費用がかかりますので、今支払う金額で考えるよりも何十年もの先のことを考えての家づくりをすることが必要になります。
最後に笑えることが出来る家を建てることが、一番だといえますね。