家の性能を上げるのには内装材が重要です
家の考え方も時代とともに変化してきています。
地球温暖化に伴い、今まではエアコンなしでも夏を乗り越えることが出来ていたのが、エアコンがなしでは命の危険にさらすことになりかねませんので、夏を乗り越えることなんて出来ません。
断熱材が入ってない家や、入っているのだけど性能が非常に悪い低断熱材の家が日本はまだ7割もあります。
断熱性能が悪い家では、エアコンを各部屋につけないといけません。家が温められて部屋の温度が高くなっていますので、エアコンの設定温度を低くしないと部屋の温度は下がりません。
電気代もものすごく高くなってしまいます。
日本の家づくりは、断熱性能を上げるよりも、湿気対策に重点が置かれていましたので、断熱性能が悪い家が多くなっています。
夏の気温上昇とともに、家で快適に過すことが出来る性能住宅が少しづつではありますが、増えてきました。
エアコン一台で快適に暮らせる家になると、断熱性能もよくなっています。家の中を冷やした空気が外部に漏れだしたり、外部からの暑い空気が隙間から家の中に侵入してくると、部屋の温度自然と上がってしまいますので、隙間を極力なくすように施工することになります。
家に隙間がないということは、空気環境を考えた家づくりをしないといけない。シックハウスになったり、カビに悩まされたり、ダニがわいたりと何かと問題が沢山出てくることになります。
家の性能を上げるのなら、空気環境をもっと重要視しないといけないことになります。
24時間換気が義務付けられているのですが、家のすべての空気をキレイに入れかえることなんて出来ません。
設計では、2時間で家の空気が入れ替わるようになってはいますが、計算上と現場では異なりますからね(汗)
気密性能が良くなればよくなるほど、家の空気環境を考えないと、暮らしだしてから色んなトラブルが起こることがあるからです。
人工的につくられた内装材は、化学物質を空気中に揮発しますので、家の空気環境は悪くなります。常に揮発し続けますので、気密性能がいい家になるほど内装材が重要になってきます。
でもどんな内装材を使えばいいのかなんてわからない方のほうが多い。
いちばんよく使われているのが、ビニールクロスになります。
施工が簡単で見た目も綺麗ですし、コスト面からも重宝されるものになりますが、暮らす人にとっては良くないものになります。
木や自然素材だと安心だと思われてはいますが、ほんとにいいものとは言えません。
木は人工乾燥されている木がほとんです。自然素材でも、つなぎ材に化学物質が入っていますから、本当にいいものとなると、自分で探さないと無いのかもしれませんね。
もみの木は、そんな悩みを解決してくれる木になります。
調湿効果・消臭効果・抗菌作用・忌避効果・空気浄化作用など、空気環境を良くしてくれる木になります。
使用しているもみの木は、すべてが自然乾燥されていますので、人工乾燥とは異なり細胞が壊れることがありませんから空気をキレイにしてくれることになります。
もみの木ハウスでは、どこの家に行っても生活臭や玄関を開けたときの家の臭いが全く致しませんので、家の空気がキレイなのだと瞬時に判断することが出来ます。
家のニオイがするから玄関やトイレに芳香剤を置きますが、内装材や家具などから化学物質が放出されている上に、芳香剤でより一層の化学物質を放出することになります。
これっていいのかな??
本末転倒ではないでしょうか。
家の気密性能が良くなるのはいい事ですが、それとともに家の空気環境が重要になるのですが、本当は気にして欲しいところを気にされない方のほうが多い。
気密性能が上がれば上がるほど、内装材は重要になります。