選択肢が多いから悩むことになる
選択肢があると、悩むことになります。選択肢が無ければ全く悩むことがないのでしょうが、建築業界の常識として、たくさんある中から自分家の物を選択するシステムが、いつの間にか定着してしまっていて、誰もが当たり前になっていますので、今や選択肢が無いほうが珍しいことになります。
解釈はいろいろありますが、選択肢がたくさんあり、自由にそれを選んで、生活が楽になったりするのか??と思う事のほうが多い。
素材の効能や家族のためにアシストしてくれるものを、色んな中から自分たち家族にはこれが一番いいとなることはなかなかありません。
この材料を選んだのだから、どのような効果があって、どんな生活が出来るのか??
そこが全く分からずに、ただこの中から選んでくださいとなりますからね。
ほとんどが見た目で、自分たちの好みの色やデザインを選択することになります。
機能で選ぶのでは無くて、見た目で判断することになるからです。
会社によって沢山の選択肢が存在します。
造る家が何種類かあるだけで、ものすごく選択肢が増えることになります。同じ会社の中でも、建てる家ごとに仕様が異なったり、価格によって家自体の性能が違うことになりますので、すべてがいいものばかりで出来ているのではありません。
家の価格は性能に比例しますので、いい家になると価格も高くなりますし、それなりのものだと価格もそれなりです。ローコスト住宅のように価格の安い家になると、性能もそれに見合った家になります。
グレードごとに別れていてもすべてを自分たちで決めるのが、今の家づくりのスタンダードになっていますから、すべてが決まっている会社のほうが珍しく思われるのでしょう。
もみの木ハウスでは、仕様が全て決まっていますので、一から十まですべて自分たちで決めることがありません。
何処の家に行っても仕様が同じですので、見た目や家の雰囲気や暮らしてみて感じることも同じになります。
同じ仕様で同じ性能の家では、生活している方が感じることや言われることが異なることはありません!!
皆さん同じ事を言われますからね。
なぜ、もみの木しか選択肢にないのか??になりますが、今、自分が知っている材料で一番だと思っているからです。色んな材料を取り扱って家を建ててきましたが、もみの木以上の物には今まで出会ったことがないからです。
自分自身で暮らしてみて、本当にいいものだから人に勧めるが出来ると、考えているからです。
選択肢が無いと、そこで悩むことがありませんし、何よりも打ち合わせに割かれる時間がほとんどありませんからね。
自分たちのために、自分たちの時間を使って悩んで考えてやっとできた家が、満足いくものであればベストですが、それよりも快適に楽して暮らせる家というものは、〝選択肢が無い家〟なのではないでしょうか??