ゴール設定は何処ですか??
家は、建てて終わりではありません!!最終目標が家を建てて終わりであれば、家が完成するまでにすべての力を注ぐことになりますので、ゴールは、家が完成したところに設定されることになります。
ゴール設定を、どこにもっていくのかによって、家に対する考え方や、家に望むものが大きくく異なることになります。
人生100年時代といわれていますので、家を建ててからのほうが、長い人のほうが多い。
自分の家で暮らす時間が長くなりますので、一生暮らす家だから、どんな生活をしたいのか、など色んなことを考慮して建てるべきだといえるからです。
日本の住宅は住宅ローンを払い終わったころに、大規模リフォームか、建てかえかの大きな岐路に立たされることになります。
30歳で家を建てたのであれば、子どもも巣立ってちょうど定年したころにやって来ます。
日本の住宅はあまりにも寿命が短い(汗)
家の価値も、時が経つにつれてだんだんと安くなっていきますからね。
資産として残すことが出来ない家が多い。
35年もすると、土地の価格しか残らないですし、売却するにしても今建っている家を解体してから売却するのか??それとも解体費を差し引いた金額で売却するのかになります。
建物に価値が残らないと、土地代から解体費が差し引かれることになりますので、土地代が安いところでは、家を解体しても手元にお金が残らないなんてことにもなりかねませんからね。
しかも、暮らしている間、家族が快適に暮らせたのか??となると、どうでしょう。
会社によって、建てる家の考え方が大きく異なります。
何処を重視して建てるかによって、一生暮らすことになりますので、生活スタイルやランニングコストや、最後は売却したときの金額などすべてにおいて異なることになります。
誰でも快適に暮らせて、ランニングコストがかからずに、しかも資産価値として残る家がいいと思うのですが、それを実感するのは何十年も経ってからになります。
本当のことは、建てた時点ではわからないからです。
暮らしだすと、すぐにわかるのがランニングコストになります。電気代やガス代といった光熱費がそうです。
家の性能が悪いと、夏は暑く冬は寒い家になりますので、光熱費が物凄く高くなってしまいます。
いくら安く抑えようと頑張っても、毎年夏の気温は上昇していますし、電気代やガス代や原油価格も上昇していますので、家計を圧迫することになりますし、電気代を節約してエアコンを我慢して生活していると、家にいながら熱中症のリスクが大きく上昇します。
自分が建てた家で、どんな暮らしがしたいのかによって、建てる家が決まってきます。
自分が考えるのは、家族が健康で快適に暮らせて、ランニングコストが安く抑えられて、最後は、資産価値が残る家を建てることによって、一生安心して暮らせる家になります。
100年暮らせて売却するときでも、価格が下がらない家を建てることが、今求められる家づくりではないでしょうか??