家はどこで判断しますか
家を建てるときにどこで判断しますか??
家の性能なのか、デザインなのか、それとも値段なのか??
各ご家庭の考え方は異なりますが、誰でも安ければ安い程うれしく感じますが、しかもそこに性能がついていればなおさらいいと感じるでしょう。
家において安くていいものは存在いたしません。
価格に合った家づくりをしているからです。
大手ハウスメーカーになると、価格はものすごくお高くなりますが、価格よりさることながら抜群の安心感がありますので、ブランドをお金で買うことになります。
デザイン住宅もそうですが、デザインにお金を払うことになります。
あなただけのオリジナルデザインの家になると、デザイン料だけでも相当な金額になります。
何にしても、家には相当なお金がかかることになります。
人生の買い物の中で1番高価な買い物が家になりますからね。
お金が沢山あって有り余っている方なら、全く気にすることもないかもしれませんが、一般的には少しでも安くなって欲しいと考えるでしょう。
家のどこにお金をかけるかで一生暮らす環境が決まります。家の価格はお金に比例することになるからです。
支払うお金が安ければ安い程いいということで家を建てると、一生快適に暮らせることが出来ない家になります。ずっと我慢し続けて一生が終わっていく家になります。
安い家には安いだけの機能しかついていませんので、家の中の温度差も大きくなってしまいます。夏は暑くて冬は寒い家になります。
夏は、家の中の気温が上昇しますので、エアコンを付けての生活になります。エアコンを付けているところだけは快適に暮らせますが、エアコンがないところでは、しばらくいると全身から汗が噴き出てくることになります。
エアコンがついている部屋から出るとモワット暑さを感じることになり、断熱性も悪いとエアコンも全開でつけないと、部屋が涼しくなりません(汗)
冬は逆に、暖房をガンガンにつけることになります。暖房がついている部屋から出ると寒い。
お風呂でもヒートショックのリスクも高くなります。
家の温度差が大きくなりますので、エアコンや暖房機の設定温度を、夏は低くして冬は暖かくせざるを得ません。光熱費もものすごく高くなります。これが一生続くことになりますので、最初に性能がいい家を建てておくことで、光熱費も抑えられて一年中快適に暮らせる家に住むことが出来ます。
何十年も暮らしているうちに、家に支払った金額の合計を計算してみると、そんなに変わらないことになります。払うお金が同じであれば快適に暗さえる家を建てるほうがメリットがあることになります。
今の現状で家を判断するのではなくて、何十年も先のことを考えての家づくりをしないと、価格だけで判断すると、後悔することになります。