一発勝負にすべてを賭ける
家は、人生で一度きりになる方がほとんどです。家を建てるのも一発勝負に賭けることになります。家の本質は見た目で判断したのと、暮らしてみて感じることは全くの別物になります。
家は三回建てないと理想の家にはたどり着けない。とよく言われますが、三回も家を建てられる方なんてそうお目にかかることもございません。
一度で決めないと、今度こそはとなっては暮らすのも不便を感じながらの生活になりますので、満足した家に暮らしていることには到底なりません。
ほんとうの家の良さは暮らしてみて初めて理解することが出来ます。
暮らさないとわからないものを、真っ暗な闇の中を手探りで歩いていくのと同じになります。
この先何があるのか全く分からない。進んでみて初めて分かることになるからです。
かっこいいからで判断してしまうと見た目がいいだけで中身が伴わなければ、快適に暮らせることはできません。
家の価格で判断してしまうと、普通の家にはついているものが、ついていなかったり家の性能自体も悪くなりますので、いろんな面において暮らしづらいところが出てきます。
もっとよく考えればよかったなんてことになりかねませんからね(汗)
一生暮らし続けることになりますので、楽して快適に暮らせる家が暮らす人にとっては見た目や価格よりもはるかにいいと考えるます。
家は家族が快適に暮らせるための道具として機能してくれる方がいいですし、家族のために機能せず、デザインだけでかっこつけてる家よりも、家事が楽になったり、家の空気環境が良かったり、家のニオイがしないなど一生楽して快適に暮らせる家のほうが暮らす上でははるかにいいからです。
値段で判断することによって、家の性能が悪くなりますので、一生払い続けることになる光熱費が物凄く高くなります。原油価格の高騰や円安などの様々な要因で、ガス代をはじめ電気代も値上げが続いています。
毎月の光熱費の差額が暮らす家によって大きな差が生じることになります。光熱費が高い家は性能が良くない家なので、夏暑くて冬は寒い家になります。なので、夏はエアコンを各部屋でフル稼働させることになりますし、冬はファンヒータやエアコンをガンガンにかけることになりますので、自然と光熱費が高くなってしまいます。
光熱費が高いうえに快適に暮らせないとなると、最初によく考えて建てておくべきだったと後悔することになります。
家の本質を見極めないで建ててしまうと、暮らしだしてから失敗したと後悔することになりかねませんからね。
家はその時の判断で一発勝負で建てるのではなく、色んなことを吟味して建てることをお勧めいたします。