床材は何処で判断しますか??
家を建てるときに、最初に決めることになるのが床材になります。床が決まるとそのほかの扉や枠などの色も決まることになります。
色を決める前に、べニアに薄く削た木を貼ったものにするのか、木を印刷したシートをべニアに貼ったものにするのか、それとも無垢材にするのか??無垢材にすると針葉樹にするのか広葉樹にするのか、塗装したものにするのか、無塗装の物にするのかなど、選択肢が物凄く存在することになります。
沢山ある種類の中から一つだけを選択することになります。
予算で判断するのか、見た目で判断するのかになるでしょう。床材の性能で判断される方は、ほとんどないのではないでしょうか??
床にどれだけ性能があるのかを理解していませんし、床に求めることをしません。ただ単に家のパーツの一部分としか認識されていません。
床自体が機能することがないので、床暖房で床材を温めて、床自体の性能を上げることになりますが、自分自身では何の付加価値も持ってはいません。
他の物の助けを受けて床自体の性能を上げることになります。
床で、家の性能や空気環境ががらりと変わることが、認知されていませんから、見た目や値段で判断することになります。見た目が良くてお値段も高ければそれだけでいいものだと認識してしまうのが根強く残っています。
床は常に触れるところになりますので、家の中では重要なパーツの一つだと考えます。
床でごろごろしたり、素足で足の裏にダイレクトに触れることになりますので、床が冷たいとつめたくかんじますし、足から体温を奪われることになりますので、スリッパをはく生活になります。
冬には靴下を重ね履きしないと冷たくて仕方がない。
床が冷たいと家全体も冷たく感じます。暖房の温度をあげてもなんだか寒く感じてしまいます。
設定温度が自然と高くなってしまいますので、光熱費も高くなってしまいます(汗)
どうせ床なんて見た目で判断するものだと、床材を軽く考えると暮らしだしてからしっぺ返しを食らうことになります。
もみの木の床は、メンテナンスとして床材に直接水を撒きます。撒いた水をモップで伸ばすことが一番のメンテナンスになります。湿度が下がる冬場に床に水を撒くことで、家の中の湿度が上昇しますので、家の中が快適な湿度環境になります。加湿器に頼ることなくウイルスの活動を抑えることが出来ます。
道具に頼ることなく、もみの木が勝手に湿度を調整してくれますので、暮らす人に恩恵を与えてくれる床になります。
メリットがあるから使うのであって、予算やお客様の好みで選択するよりも、性能重視で選ぶことのほうが、暮らしだしてからの満足度や快適さは格段に差が出ることになります。
暮らす人をアシストしてくれる床になります。
見た目や価格だけで判断するよりも、快適に暮らせて暮らす人をアシストしてくれる床となると、もみの木一択になります。