暮らしだしてからお金がかかる家とそうでない家があります
家は建てて終わりではありません!!
家を建ててから、住宅ローンを組まれた方は何十年も払うことになりますが、生活していくうえでもお金がかかることになります。
家を建てて、新築の時にはあまり考えることもないのでしょうが、暮らしていくうちに家はだんだんと経年劣化で進んでいきます。いつまでも新しい家のままではない。
生活していくのにもランニングコストが常にかかってきます。
毎月に支払う光熱費がそうです。春や秋の快適な季節の時には、暖房器具やエアコンを使用することはありません。なので、光熱費はそれなりに抑えることが出来るのですが、冬や夏になるとどうでしょう。暖房器具や冷房機具をフル稼働させる家だと光熱費がものすごく高くなることになります。
光熱費が高くなる家の場合、家の性能が低い家になります。夏暑く冬は寒い家になるからです。
家の中でも温度差が大きくなりますので、部屋から一歩出ると極寒だったり灼熱の環境であったりいたしますので、どこの部屋に行っても温度差があります。なので、知らず知らずのうちにストレスを感じながら生活し続けることになります。これが一生続くことになりますからね(汗)
若いときには負担にはならないのでしょうが、段々と歳をとっていくと、家の中の温度差は、ヒートショックのリスクが高くなります。家の中でも命の危険と隣り合わせで生活することになります。
そんな家で快適に暮らすためには、各部屋にエアコンがあってファンヒーターが何台もあったり致します。
何台もあると、電気代や灯油代が物凄くかかることになります。電気代や原油価格やガス代ももの凄く高くなっていますので、家計を圧迫することになります。
快適に暮らそうとするとお金がかかってしょうがない。一生続くことになりますからね。
今建てている家は、エアコン一台で快適に暮らせる仕様になっています。
家一台丸ごとカバーするには、ものすごく大きなエアコンが必要になると思われるでしょうが、コンパクトなエアコン一台で快適に暮らせることが出来ます。
エアコン自体の数が各部屋に一台が当たり前が普通になっていますが、コンパクトなエアコン一台で快適に暮らせるのであれば、エアコン本体も安く抑えることが出来ます。一台だけの電気代しか、かからないので、光熱費もものすごく安く抑えることが出来ます。
しかも、一生快適な環境で暮らせるのですからね。
家の中で季節感を感じながら生活するよりも、家に帰って玄関を開けたときに、冬は家の中が暖かくて夏は涼しいともの凄く生活が楽になります。冬に布団から出て寒い思いをすることも、夏の寝苦しい夜も味わうことがない暮らしになりますからね。
家を建ててから、ランニングコストにお金を沢山使って季節を感じながら暮らす家と、ランニングコストを安くできてずっと快適に暮らせる家とでは幸福度も大きく異なります。
家を計画しているときに考えないと、建ててしまってからはどうすることも出来ませんからね。
人生100年時代といわれていますので、その間ずっと支払うランニングコストももの凄い金額になりますね。性能がいい家とそうではないい家では最初こそ支払うお金に差があります。何十年も暮らす先のことを見据えることは、とても重要です。