これって矛盾していませんか??
生活していて、これっておかしいなと感じることがあります。
日本の建築事情がそうなっているのか文化なのか様々な見解がありますが、自分の家に暮らしているのに周りの人に気を遣って生活することになるのが、いささか疑問に思います。
子どもが元気に遊びまわっていると、叱らないといけない家が多い。
マンションや賃貸に暮らしている方は特に、ご近所に気を遣う生活になるのではないでしょうか??
子どもがドタバタと走り回ると、下の階やお隣さんに気を遣うことになります。
何も言われなくても気になって元気に遊んでいる子どもたちを叱らないといけません。
日本の住宅事情がこのようになっているからではないでしょうか??
赤ちゃんは泣くのが仕事ですし、子どもたちも遊ぶことで大きく成長することになります。
ストレスを与え続けたまま生活をしていると、委縮して伸び伸びと育てることが出来ません。
外で遊ぶよりも家の中でゲームをして時間を過ごすインドアースタイルに変化してきたのも、要因の一つになるのかもしれません。
子どもたちが外で遊んでうるさく感じることなんて最近はありませんからね。
家の中での生活も同じことがいえます。
建てたばかりの家で子どもたちが遊んで床に傷でもつけようものなら、真新しい床に大きなへこみが出来てしまうと、もの凄い剣幕で起こることになるのでしょう。
子どもたちも傷をつけようと思って付けたのではなくて、新しい家でテンションが上がってしまってついつい傷をつけてしまったのが多い。
傷が出来て怒る様な家よりも、子どもたちがケガがなかったとむしろ喜べる家のほうが、いい家だとは思いませんか??
生活していると自然と傷がつきますし、いつだれが傷つけたのかわからないことのほうが多い。
自分で物を落として気づ付けると後悔しますけど叱る人なんて誰もいません。それよりもケガがなくてよかったと思えるほうが遥かにいいからです。
家が暮らす人のためにアシストしてくれるから快適に暮らすことが出来ます。
家は家族が快適に暮らすための道具にすぎません。道具は使えば使いこむほどいいからです。
雑巾は掃除をするための道具です。新品の雑巾が汚れるのが嫌だからと言って使わずに飾っておくことはしません。家の同じで本来家族の生活をアシストしてくれる道具だと考えるべきです。
道具を飾ってキレイにしておくというのは矛盾していることになります。
家族が健康で快適に暮らせるために、アシストしてくれるのが本来の姿だといえるからです。