食べ物や水には気を遣うのに空気はどうなの??
食べ物や水には気を遣っている方は多いですが、空気に気を遣っている人は少ない。
食べ物だと有機栽培の物や国産のものを買うようにしている方が多い。
水も買って飲む方も増えています。
体に取り入れるものには気を遣っています。
昔は水なんて買うものだという認識すらなかったものが、今では当たり前になっていますからね。健康志向になってきているという事でしょう。
体内に取り込むものには気を遣って安全なものを求めますが、生まれてから死ぬまで止めることが出来ない呼吸をすることになります。
生まれたときから人生を全うするまでずっと呼吸しています。体内に空気を取り込み続けます。
食べ物や水には気を遣っても空気環境にはそれほど気を遣わないのではないでしょうか??
空気清浄機ぐらいで、空気清浄機がある部屋でしか空気はキレイになりません。
埃やウイルスをとってくれますが、いろんなものから出ている化学物質までは除去してはくれません。
空気がキレイになったように思えても本当はそうではありません。
カラーフロアーやビニールクロスから化学物質が常に空気中に揮発し続けます。
新築の家に行くとツ~ンと鼻を衝くにおいがします。新築のニオイですね。
これは空気中に化学物質が揮発したニオイになります。
段々と生活していくうちに慣れてしまうニオイになりますが、ずっと空気中に放出されることになります。そんな空気をずっと吸って過ごすことになります。
家にいるときぐらいキレイな空気を体内に取り込んで過ごしたいと思っても、根本的に空気がキレイではありませんので、家を建てようと思った段階で空気の事を考えないと建ててしまった後ではもうどうすることも出来ません。
水のように買うことはできません。
キレイな空気を3パックお願いします。なんてことはありませんからね。
空気環境は内装材で劇的に変わります。
そこを知っているのか知らないのかは分かりませんが、今建てられている多くの家が人工的につくられた内装材になっています。
自然素材や木を使っているから大丈夫と思われる方もおられますが、自然素材でもつなぎ材が入っていますので、化学物質を出しますし、木も使用する量を間違えてしまうと良い事がないものもありますからね。
空気がキレイなのか汚れているのかは見た目ではわかりません。
ガスも、もともと無臭でガス漏れになっても気づかないと大変なことになりますので、ニオイを付けていますからね。
家の臭いも生活臭などがしみ込んだ臭いになります。
家の臭いは生活するうえで仕方がないものだとあきらめていますし、臭いを胡麻化すために芳香剤や消臭剤を使用することになります。
そうなると化学物質で家の臭いを胡麻化すことになりますので、一層空気環境は悪くなります。
家族みんなが過ごす家なので空気環境は重要になります。
内装材で家の空気環境は大きく変わります。
家族が健康に過ごすには家の空気環境を重視した家づくりをお勧めいたします。