安ければそれでいいの
安ければ安い程いいという考え方もあります。
最近何でも値上げ値上げで物価が上昇しています。
こんなご時世ですので少しでも安いものを見つけて買うともの凄く得した気持ちになります。
「やった!!」と喜びます。
スーパーでいつもより安く売っているとついつい買ってしまいますし、ほんの少し安いだけでものすごく得をした気分になってしまいます。浮かれて他の物をついつい買ってしまう傾向になります。
店の思うつぼにはまってしまっています(汗)
食べ物は安い時に買って食べると終わりになりますが、高価なものだとずっと使うことになりますので、値段で性能や保証も全く異なることになります。
とにかく安ければいい買い物をと思う人と、性能や保証を重視するという人に二分されることになります。
高価なものになればなるほど価格と性能や保証は比例していくことになります。
安いものにはそれだけの機能しかついていないのです。
価格で性能や安心を買うことになるからです。
ずっと安物ばかり買っている人は高級なものは分かりませんが、一度高級なものを使ってしまうともう元には戻れなくなってしまいます。
使い勝手も耐久性もいいうえにまだ保証がついているとなると長年使いづづけることが出来るからです。
家でも同じことがいえます。
家自体の金額は人生で買う買い物の中で一番高価なものになります。
安いものでも何千万はします。そこに土地が入るともっと価格が上昇いたします。
安いに越したことは無いですが安物には安いだけの理由があります。
安い家は家の性能もそれなりになりますし、使用しているものも安いものになります。
人件費も安く抑えられることになりますので、単価に合ったレベルの仕事になります。
誰も損をしてまで仕事はしませんからね。
どこにお金をかけるのかで家の性能も変わりますし、暮らしだしてからの生活も全く異なることになります。
ずっと先で支払うお金が変わってきますからね。
最初に家を建てて支払ったお金は少なくても、30年後には家に支払ったお金は高価な家と変わらないことになる場合が多い。
家を建ててからでもランニングコストがかかりますからね。
毎月の光熱費や家のメンテナンス代や何十年も経つとリフォームにもお金がかかります。
安い家ほどお金がかかることになります。
子どもたちが家を相続して家を売却することなっても価値のない家と価値のある家とでは金額が大きく異なることになります。
最初に家に投資しておけばよかったと後悔しても遅い。
建てる前の決断になるからですからね。