物事の理由
家を構成しているパーツには、すべて理由があります。
各住宅会社によって考え方も様々です。
私の場合住む人が、「安心で安全で家族全員が末永く暮らせる家‼」を目指しています。
せっかく建てたマイホームがシックハウス症候群や化学物質過敏症なんかで家族がつらい思いをするのは見たくありません。
ですのでお客様から「壁はこの色のビニールクロスでお願いします」何て言われたら「申し訳ありません。ビニールクロスは貼りません」となります。しっかりとした理由をつけて説明させていただきます。
お客様の家なので、出来ることであれば希望をかなえてあげたいという気持ちはあるのですが、お客様の言われる通りに施工させていただいたほうが考えない分楽になりますが、逆にお客様に責任を押し付けてしまうことになりますのでその様な事は致しません。
でもお客様は何年か住みだしてからどうなるかを分かってはおられません。
でも私は知っています。なのでお断りさせていただいています。
住みだして何年かしてクロスがカビだらけになってしまっても建てた会社は「お客様が選ばれたんでしょ」って言われて終わりです。もっとすごい会社になると「いつもお世話になっていますので安く致しますのでリフォームしましょう」なんてのもありますよ。このパターンてよく聞く話です。
しっかりとした会社かどうかは、営業マンに「どうしてこの床なんですか?」って尋ねてみてください。
なぜこの床なのか?の理由をしっかりと説明できるのであれば、お客様のことを考えている会社の確立がグーンと上がります。
帰ってきた答えが「わが社の標準仕様ですので!」なんかだとかなりヤバイ臭いがします。
でも最後に決断されるのは、お客様です。
家を建てるのは、一番高価な買い物になります。
後悔されませぬように。