バランスが重要です!!
家はバランスが重要になります。
どんなことでも偏ってしまうとバランスをうまく保つことが出来なくなります。
料理でもバランスが重要でしてカレーやお寿司を例にとると、
カレーはご飯とカレーのバランスがちょうどがいい。ご飯だけが多すぎても、ルーが多すぎてもバランスよく食べることが出来ません。ご飯だけが余ってしまったりルーだけが余ってしまうとおいしくいただくことはできません。
お寿司もネタが大きいと、ものすごく得した気分で、テンションは上がりますが、食べるのがむずかしいですし、逆にシャリばかりが大きいとなんだかアンバランスで食べた時もシャリにネタが負けてしまうことになります。
食べて一番おいしいと思えるバランスが何にしてもいい事になります。
家も同じことが言えます。
家の性能もバランスが重要でありまして、いくら気密性能を高めても断熱性能が悪いと、夏暑く冬寒い家になってしまします。
気密性能と断熱性能が良くても使用しているサッシの性能が悪いと、これもまた同じで、夏は暑くて冬は寒い家になってしまいます。
要因は様々ですが、バランスよくしないと快適には暮らすことが出来ない家になってしまいます。
素人判断では家が建ってみてからのお楽しみになることのほうが多い(汗)
そこに至るまでの過程で、予算がありますので、そこをクリアーするためにバランスを悪くしてしまうことがあります。原因は様々なのですが、暮らしだしてから自分に返ってくることになります。
食べ物だったら今度からもう二度と行かないと学習することが出来ますが、家はそうにはいきません。一生暮らすことになるからです。
家の性能がいくら良くても耐震性能が悪いと大きな災害が来たときには後悔することになります。
もみの木でも同じことがいえます。
もみの木を使用する量が決まっていますので、そこを守らないともみの木の効果が全く得られない家になってしまいます。
多すぎる分には費用が高くなるだけで効果は変わらないのですが、少ないともみの木の効果を得ることが出来ない。もみの木を使用する意味さえなくなってしまいます。
普通の家でいいとなってしまいます。
そうなると高いお金を出して建てた意味さえもなくなります。
快適に暮らせてこそいい家だといえるからです。
何においてもバランスが重要だといえます。
特に家はバランスが重要になりますが、そこはお客様の判断では難しくなります。性能面は多くの会社が数値化していますが、数値だけでの判断は危険なものだと自分は考えていますので、自分で暮らす家なのだから自分自身で体感して、五感すべてで判断することが、建てて「こんなはずじゃなかったのに」とならないためにも家もバランスが重要になります。