プロに任せた家づくり
何事においてもその道のプロがいます。
その道を究めていますので、プロに任せることが素人があれこれと口出しをして失敗するよりもはるかにいい。
経験を積んでこそプロといえるからです。
下済み時代から沢山の失敗した経験がプラスになりますし、さらに高みを目指しますので、今よりもいいものをと日々努力するからです。
中途半端でちょっとかじったぐらいではその道を究めることなんて出来ません。
一人前になるにはたくさんの失敗と経験がものをいうことになります。
家を建てるときには建築会社に行きますので、他の業種に頼むことは全くありません。
専門の会社で頼むことになります。
車を買うときも、料理を頼むときでも事細かに注文することはありません。
車だと車種を決めて色を決めて後はオプションを付けるのか付けないのかで決めます。
カタログで決めてもベースがすべて決まっていますので、部品の細部まで細かく決めることは全くありません。
料理もメニューから選ぶと味付けは料理人任せになりますし、使用する肉や魚を決めて盛り付ける野菜を一から決めることはありません。
大きなメニューから選ぶと、自分の目の前に出来上がったものが運ばれてきます。
家の場合だけはこのように決まったものから選ぶのではなく、自分好みにすべてを決めていかないと完成はしません。
モデルハウスや展示場で見学をした同じものができあがることはまったくない。
これと同じものと注文する方はいませんからね。
「要望」から始まりプランが形作られると、そこに使用する材料をすべて決めることになります。材料が決まると、今度はその色を決めていくことになります。
家が完成するのには多くの時間がかかりますが、それよりも決め事が多くて自分ですべて決めていかないと先には進むことが出来ません(汗)
料理が出てきたころには2,3日過ぎていたなんてことは常識ではありえないことになります。
すぐに出てこないとイライラする方もいるでしょうし、お腹が減って食べに来ているのにそれを何日も待つなんて想像もできませんね。
家を建てるのはプロの職人になりますが、そこに至るまでの過程がプロの中に素人が沢山紛れ込んできます。
家を売るだけの専門職の営業マンが中心となっているからです。
家を売るためにはお客様の要望からスタートいたしますので、そこには快適に暮らせるかどうかを決めるのはお客様自身にすべてをゆだねることになっています。
これはちょっといかがなものかね??と思えることでも何も理解していなかったり契約をとりたかったりすると「いいですね~それでいきましょう!!」になってしまうのでしょう。
「ちょっと待った!!」と声をかけてくれる人はほとんどいないでしょう。
だから同じ会社の家でも同じものが存在しない。
大手ハウスメーカーでは外観は見ると何処の会社かは分かりますが、一歩中に足を踏み入れると同じ仕様の物は全くない。自分の好みで決める家になるからです。
暮らしだしてからこれ必要か??にならないためにもですね。
打ち合わせは自分が家をすべて決めることになりますので、打ち合わせが多ければ多い会社はプロが少ない会社になるのでしょうね。