品質と耐久性
家づくりに品質と耐久性を求めると家の価格が上昇します。
物価上昇ですべての物の価格が上昇していますので、家の価格もウッドショック以来価格が高騰して、下がる気配はありません。
それよりも、まだ感材やコンクリートの価格が上昇していますので、安定するよりもまだ価格は上昇傾向になります。一度上がった価格は下がることはありません。
そのままの価格で推移していくか上昇するかになります。
固定金利も少しずつ上昇していますが、まだ自分たちが経験してきた時よりは、はるかに安いです。安いのが当たり前であったのが、そのままではいかない様になってきました。
固定金利が上昇していますので、そのうち変動金利も上昇するとの見方のほうが強い。
物の価格が安定しても今度は金利が高くなると支払うお金も増えることになります。
いずれにせよ家の価格が上昇することになりますので、家にかかるお金が高くなることになります。
そうなると少しでも安い家を建てたほうがいいという考えになりがちです。
家の価格が高いのと安いのではどちらを選択するのか??だと安い方を選択する方が増えます。
これから色んな物の価格が上昇して家計を圧迫することも考慮して、家は高い買い物になりますので、安ければ安い程いいという考えにたどり着くことになるのでしょう。
家の価格は性能や使用している材料によっても大きな価格差が生じることになります。
長い間住宅ローンを払い続けることになりますので、少しでも安くと考えがちですが、そこに一生暮らすことになります。住宅ローンを支払う期間よりも暮らす期間のほうが遥かに長いです。
その間にお金がかからないことは全くありません。家にはメンテナンスが必要になってきますし、経年劣化で家のいたるところが傷んできます。長く快適に暮らすためには、メンテナンスが必要になります。
良い商品を使っているとメンテナンスの期間が長くなりますので、お金が少なくて済みます。
子どもが大學に進学して、お金がかかると同時に家のメンテナンスが重なってやってくるとダブルパンチをもらってしまいます。
「えっ??そんなにお金がかかるの??」
家のメンテナンスを先延ばしすることになると家の傷みがひどくなります。
良いものを使って家を建てておくと家の耐久性も格段に良くなりますので、メンテナンスの周期も長くなります。
建ててから家にかかるメンテナンス費も安く抑えることが出来るうえに、リフォームの周期も長くなりますので家にかかる費用を抑えることが出来ます。
品質が良くなると家の性能もよくなりますので、光熱費も安くなると家計にもやさしく快適な暮らしを手に入れることが出来ます。
毎月の金額の差は少なくても、一年、十年、年十年経つともの凄い金額になります。
そのお金を最初に家に投資すると何十年先でよかったと思えることになります。
品質がいい家は耐久性もよくなりますので、快適で建ててからのお金がかからないい家になります。