オプションの考え方
家の価格は、オプションによって異なることになります。
よくあるのが標準プランがあって、それからグレードをアップしていくと、標準の仕様から家の価格がどんどん上昇することになります。
何事においてもそうですが、グレードをUPさせると価格が高くなります。安くなることは無く、どうしても価格は高いものになっていくことになります。
せっかく建てるのだからいいものにしたいという気持ちが勝ってしまうのでしょうし、「せっかくですから!!」と営業マンに言われるとその気になってしまうのでしょう。
例えば、車の場合です。
何もない機能で購入するとそれなりにしかないですが、オプションを付けることで快適さと豪華さがぐんと上がります。
カーナビもいいものになると便利で機能もたくさんついていますし、画面も大きく見やすくなります。買った当初は最新式ですので一番いい機能になるわけですが、時が経つにつれてだんだんと古くなっていきます。
新しい道路ができると、今使っている古くなったナビには新しい道路は表示されません。
ナビをしているのに、山の中や海の中を自分の車が走っているという経験をしたことがあるのではないでしょうか??
到着時もわからなくなりますし、山の中を走行しているとなるとナビの機能も意味が無くなってしまいます。
車は十年を過ぎたあたりぐらいで買い替えるのかまだ乗るのかの選択肢になります。
そしてまた新しいいものを購入することになります。
ですが、家となるとそうはいきません。何度も買い替えることはできませんよね(汗)
人生で一番高い買い物になりますので、古くなってきたし、あちこち傷んできてから建て替えることはなかなかできませんからね。
色んなオプションを追加して家のグレードをあげても、そこに快適さが伴わないと暮らしていても暮らしている家族には何のメリットもございません。
費用が多々くなるだけになってしまうことが多い。
高価な器具を付けても最初はいいですが、故障したときに修理代や交換するとなると、もの凄く費用がかかることになりますので、その時に初めて後悔することになります。
そして普通の物を取り付けることになるのでしょう。
家もずっと建てたときのままで何もしなくてもいいというわけにはいきません。年々劣化していきますのでメンテナンスが必要になってきます。
フローリングやビニールクロスなど貼り替えすることになります。そこにまた多額の費用が掛かることになります。オプションでフローリングやビニールクロスを高価なものにしても、将来張り替えないといけないことになります。
もみの木ハウスで使っているもみの木は、家が建っている間張り替える必要がありません。
ずっとそのまま使い続けることが出来ます。メンテナンスもワックスをかけるとか特別なことをしなくてもいい。
基本は掃除機で掃除をして定期定期にメンテナンスとしてフローリングに水を撒く。
これだけでずっと使い続けることが出来ます。壁紙もオガファーザーを使っていますので、張り替えることはせずに、オガファーザーの上から自然塗料を塗るだけでずっと使い続けることが出来ます。
ドイツでは100年以上塗り足し塗り足しで暮らしていますからね。
もみの木ハウスでは仕様が決まっています。
全ての家が同じ環境で同じ仕様になります。