家は人生で一度きりなのでせっかく建てるのだから大きい方がいい??
家は、人生で一度きりで一番高額な買い物になります。
せっかくだからということで、色んな要望を詰め込んでいくと大きな家になってしまいます。
大きな家には憧れがありますが、大きな家に暮らすとそれなりの覚悟が必要になることになります。
子どもが大きくなってきたので、家が狭くなってきて家を建てるとなるとどうしても広い部屋であったり、部屋数が多い家を建ててしまう傾向になります。
営業マンは、「もっと家を小さくしましょう!!」なんてことは一切言いません!!
家が大きくなることによって家の金額も上昇しますので、売り上げが上がりますので、大きくなればなるほど喜ぶことになるのでしょう。
核家族化が進んでいますし、昔の様に親せきが集まって法事などをすることも減りました。コロナの影響でお葬式の形態も家族葬とコンパクトになり、多く人が出入りすることはめっきり減りました。
来ても友達などの親しい人ばかりなので、知り合いが訪ねてきても玄関先で話は終わることのほうが多い。
使う頻度がもの凄く低い部屋をつくることで、家のコストが格段に上昇します。
無駄な部屋にお金をかけてその部屋を掃除が付きまといます。
家が広くなると、広くなった分掃除が大変になります。若いうちはいいのですが、段々年を取ってくるにつれて掃除が苦痛になってきますし、子どもも巣立っていきますので、最後に残るのは夫婦二人きりになります。
そうなってしまうと、大きな家は、重荷になってきます。子育てをしている間よりも子どもが巣立ってからの生活のほうが、はるかに長くなりますからね。
人生百年時代で、しかも老後にかかるお金が2千万円かかるともいわれていますので、家はコンパクトにするほうが得策だといえます。
家が大きければ大きい程、家のメンテナンスにかかる費用も高額になります。
外壁を塗り替えるのにも、屋根を修繕するのにも、家が大きい程費用が高くつくことになります。
光熱費も家が大きくなればなるほど高くつくことになりますし、部屋の数が多ければ多い程エアコンの台数も必要になります。各部屋でエアコンを使うともの凄く光熱費がかかることになります。
今年の夏はものすごく暑かったので、エアコンをフル稼働させて乗り切って、やっとエアコンなしで暮らせるとホッとしている方も多いのではないでしょうか??
原油価格が円安やウクライナ問題などで高騰しています。今年の夏の電気代は、請求書を見てビックリされた方も多いでしょう。
家が大きくなると、その分色んなことにおいてお金がかかることになりますので、大きな家を建てることよりも、機能的なコンパクトな家を建てるほうがいいといえます。