迷宮へようこそ
家を建てる人の考えは様々です。また家を建てる会社の家も様々です。
色んな家を建てている会社があります。「お客様の要望に合わせますよ」 なんて営業マンが寄ってきます。
「あらまあホント」何て乗っちゃったら大変なことになります。迷宮への入り口にまさにあなたは立っています。出口の見えない迷宮の入り口にです。
「どんなおうちが好みですか?」 なんて聞かれて あんな感じ こんな感じ あそこはああいう風に・・・
「わかりました‼ではこれでプランを作成いたします」となります。プランができるまでお客様は、わくわく胸躍らせて待つことになります。でもこれが不幸の始まりになります。
営業が聞いた内容を設計に伝えます。設計者は、営業マンからの要望をすべて図面に起こしていきます。収まりが悪かったり使い勝手が悪かったりする所が出てきます。大概の場合お客様の意思を尊重してとなり契約を取りたい営業マンに押し切られてしまいます。
そして出来た図面は夢の詰まった宝箱でしょうか?
要望の詰まった大きな家になっています。 「あ~予算オーバー」 なんてことも・・・
こうなると今度は予算を削るようになって行きます。そうなると打ち合わせあ~あまた打ち合わせと時間を費やすようになります。
この時点でもう迷宮からは抜け出せないところまで来てしまっています。家が完成したとしてもこここうしたらよかったななんて思っても営業マンの決め台詞が飛んできます。「お客様の要望で作成したプランですよ!」なんて
迷宮入りする前に要望を聞く営業マンには要注意ですよ。