安心して暮らせる家の考え方
最近、地球温暖化による影響で地球の平均気温も上昇していますし、台風も大型化していて被害も大きくなっています。
災害に合うリスクも大きくなっています。
家は家族が安心して暮らせるものでなければなりません。
安心して暮らすためには、厳しい基準で家づくりをしないといけないと自分は思っています。
全ての家が、同じ基準で建てられているのであれば、安心度も同じになるはずですが、基準にもランクがあって、厳しいランクからそうでないランクまであるということです。
厳しい基準で家を建てると、どうしても建築コストがかかることになります。
いつ来るかわからない災害に対してどこまでお金をかけるのか??
そこは掛けなくてもいいんじゃない??
自分たちの趣味や好みのほうにお金をかけたいと考える方もいます。
構造は目で見て判断することはできませんし、大きな災害が来たときにしか、この家でよかったなんて思えることはないからです。
見えない部分をどこで判断するのかになります。
判断する一番の基準は、「構造計算」がしてあるのか? してないのか? で大きく異なることになります。
普通の方には知ることがないことになります。
耐震等級だけでの判断がなされることが多い。
耐震等級3だと安心だ。耐震等級を判断するのも全て「構造計算」してあるから、耐震等級が決めるように感じますがそうではありません。
構造計算が必要な建物は、三階建て以上で、床面積が500㎡を超える建物、建物の高さが13mを超えるもの、またはの木の高さが9mを超えるものになります。
坪面積でいうと150坪の建物になります。
こんな大きな家を建てる方は一般住宅ではありません(汗)
普通の家で、構造計算が必ずされているのは3階建ての家になります。
それ以外はされていない家のほうがまだ多いです。
構造計算は、つまり、許容応力度計算という計算をしているのですが、強度を担保できる様な計算ではない。
これで安心して暮らしている方がほとんどになります。
災害が起きて初めて気づくことになるのでしょう。
構造計算をすると、どうしても建築コストが上昇しますので、コストを抑えるために計算しないが多くなるのでしょう。
もみの木ハウスの家は、全棟この構造計算をイノスグループに依頼してやってもらっています。
全棟が耐震等級3で、制振装置を標準装備した家になります。
それプラス長期優良住宅になります。
大きな災害が起きてからでは遅いと考えるからです。
安心という保証がある家に住むことが、ずっと安心して暮らせることになります。