偽物?本物?
偽物なのか本物なのか?
最近新建材メーカーのカタログを眺めていると 「う~ん?」 これって本物? 偽物?プロの目から見ても本物そっくりなものがあります。新建材メーカーで、無垢材を取り扱っているメーカーは少ないですが・・・・
プロから見ても見分けがつかないぐらいですので一般の人からすると全く分からないことでしょう。
フロアーなんてべニアの上に薄くスライスされた木の突板をボンドで貼り付けて表面をコーティングしたものです。無垢材だと幅が広くなると値段がグーンと上がります。でもフロアーはべニアで出来ていますので、コストも押さえてあります。色々なシートがあるのでカラーバリエーションも豊富です。
フロアーが貼りものであるのと同様に、建具屋や窓枠・巾木や廻り縁といったものもシート貼りになっています。
こうすることによって価格を抑えるとともに部屋のコーデイネイトもしやすくなっています。
このような木もどきで造られた空間は、独特の臭いがします。科学臭です!気になる人は少ないと思いますが、知らず知らずのうちに体の中に取り込まれています。
住む人に優しい床材となるとやっぱり 「無垢材でしょう‼」 てことになります。
その中でも何がいいかと調べていくと答えが出てきます。そんなに選択肢はなくなってしまうはずです。
床をなぜ貼るのか? 床に何を求めるか?によって家の仕上がりが、大きく変わってきます。家に何を求めるかによって大きく左右されます。
偽物は偽物でしかありません!イメージやデザインばかり追い求めて家の本質を見失ってはいないでしょうか?
床が何で出来ているのかを説明してもらうことで良い家づくりに近づいていきます。