これから先の家の考え方
家族構成も家の考え方は昔と比べると大きく変化してきています。
家は大きなほうがいいと考えられていて立派な家は富の象徴とされてきましたが、今ではそんな大きな家を相続しても自分たちには手に余るものになってしまいます。
家が大きいと傷んできたところをメンテナンスしなけらばいけなくなります。
家が大きければ大きなほどお金がものすごくかかることになります。
維持していくのにもお金がかかることになりますからね。
大家族で暮らすのであれば大きな家も必要になりますが、今は核家族が増えて、何世代で一軒の家で同居している家は少なくなっています。
昔の家は間取りがほとんど決まっていて、床の間やお仏壇のある和室や来客用の応接間なるものが南面の一番いいところにつくられて、自分たちが生活するメインのキッチンや居間は、北面の家の裏側には致されています。
昼間でも暗くて電気を付けての生活をしないといけない家が多い。
最近は法事などもコロナの影響で、コンパクトになって家にたくさんの人が集めることもなくなっていますし、そもそも使用頻度が少ない部屋が必要なのか??
ということになります。
家を解体するにしても家が大きいとそれだけ解体費用も高くつくことになります。
家が大きいと何かにつけてお金がかさむことになります。
負の遺産となてしまいます。
家族の生活習慣も昔と今では変わってきていますので、家の形も時代とともに変化しています。
大は小を兼ねるといわれていますが、大きな家はお金が高くつくの
子育て中心で家を考えると子どもの数だけ子ども部屋がいることになります。
2人、3人だと子どもに一人ずつ部屋を設けようと考えますが、子どもが自分の部屋を使う期間はもの凄く短くなています。
家族団らんでLDKで過ごす時間がほとんどになります。子どもが小さなころは部屋を使うことなんて全くありませんからね。
自分の経験上子ども部屋はほとんどつかわなかった。中学生なってなると寝るときぐらいで、高校で頻繁に使用したになって、就職や進学で出て行ってしまって主のいない部屋になってしまった。
小学校から帰ってくるとだいたいリビングで勉強して自分の学習机があっても使用頻度はもの凄くすないです。
中学生になってから部屋を使用しだすのが多いのではないでしょうか??
中学、高校と使用して進学で家を出ていくことになると使用するのはたったの6年になります。
後は誰もいなくなった部屋を掃除し続けることになります。
家の寿命から考えるとそこに費用をかける必要があるのか??
そう思いませんか。
いずれは巣立って行って自分の家庭を築きますし、自分たちも親とは一緒に暮らすことがなかったのでこれからの子どもたちもそうなりますし、子どもと暮らすとお互い気を遣ってぎくしゃくしてしまいます。
子どもが巣立つと夫婦二人だけで最後まで暮らすことになります。
使用する部屋も限られてきますし、年を取ると若いころの様に元気ではいられません(汗)
膝が痛くなったり腰が痛くなったりと体もだんだんとがたきだします。
掃除をする面積も広くなりますし、段々とすべて綺麗にすることが出来なくなりますからね。
大きな家が苦痛になってきます。
家はコンパクトなほうがコストの面でも生活の面でもいいのではないでしょうか。