欲求を満たしてくれる家と満足できる家
欲求を満たしてくれる家と、満足できる家とではどちらを建てますか??
多くの方は欲求を満たす家を建てられるのではないでしょか??
建てたときにピークを迎える家になります。
「要望」を何なりと言ってください!!
で家づくりがスタートします。
こんな家がいい。インスタで見たのですが、これ出来ますか??
「ハイ出来ますよ!!」
二つ返事で要望でつくりあげられた家が完成します。
自分たちの夢が叶ったマイホームの完成です。
引っ越して暮らし出した時が一番のピークを迎えることになります。
暮らしてみてから「あれれれ、、、、??」
こんなはずじゃなかったのに(汗)
自分たちが、これがいいと思っている「要望」で突き進んで完成した家です。
「要望」ではなく「欲求」のほうが強くなっています。
これがいいから望むことになりますからね。
暮らしてみて使い勝手が悪かったり、本当にこれが必要だったのかと後悔することになります。
要望の欲求を満たすために、そこには相当なお金をつぎ込んだことになります。
それに見合うだけの価値があればいいのですが、よく考えてみると、もの凄く無駄なものだったと気づくと、やってしまったとしか思わなくなります。
後悔の始まりです。小さなことが積み重なって最後には「次家を建てるときには」なって話になります。
自分で認めてしまったことになります。
家づくりの失敗をつらつら考えることになってしまいます。
一生この家に暮らしたいと思うことが出来なくなってきます。
これって、悲しくないですか。
何十年かして大型リフォームすることになると、こっちのほうが良かったってまた、そのようにリフォームしがちです。後悔しないために、考えて考えてせっかく建てた家が後悔だらけになるなんて悲しすぎますよね。
こうなる家よりも、暮らしだしてからどんどん良さが分かってくる家のほうが遥かにいいとは思いませんか??
でもそんな家にはなかなか巡り合うことが出来ないものですね。
プランやインスタグラムなどで良いところだけを切り取っても、家の性能に合っていなかったり結局、無意味なものにお金をかけることになったとなると、暮らす家族には何の恩恵も与えてくれません。
暮らす家族が快適に暮らせるようになっていればいい、なかなか難しいことになります。
多くの会社が全く同じ仕様で同じ商品を使った家づくりをしていないからです。
もっと詳しく言うと、予算やお客様の好みで一軒一軒異なった家が建つことになりがちです。
「あなただけのオリジナルプラン」や「要望がすべて反映した家」
暮らしたこともない家に自分の欲しいパーツをトッピングしていく家になります。
そこに求めるものはなんなのか??快適さよりも「欲望」が勝ってしまうので、暮らしだしてから思っていた家と違うってころになるのでしょう。
考え方は人それぞれですが、住めば住むほどこの家以外には住めないと思える家こそがいい家とは言えるのではないでしょうか??