コショウの話
コショウにはブラックペッパー、ホワイトペッパー、グリーンペッパー、ピンクペッパーがあります。
名前が異なりますので、別々の種類かと思われますが実はみんな同じものになります。
ブラックペッパーは、収穫してから時間をかけて乾燥します。乾燥することによって皮が黒色に変化します。乾燥して皮が黒くなるので見たまんまのブラックペッパーになります。
ハワイトペッパーは、コショウの実の皮をむいたものになります。皮をむくと白いコショウになります。
グリーンペッパーは生のコショウの実になります。塩漬けにして生で食すことができます。
ピンクペッパーは、実が赤く色づいたときに収穫したものになります。
同じものから加工や収穫時期で、異なるものになったように感じます。
見た目が全く異なりますので、これがみんな同じだとは考えづらいです。
ブラックペッパーは肉料理に使われて、ホワイトペッパーは魚料理に使われます。
ピンクペッパーは主に飾りとして使われます。
同じコショウでも、加工方法や生類によって辛さや使われる料理も変わります。
木も、コショウの様に、乾燥方法や製材方法で効果が大きく異なることになります。
伐採した木は、木の持つ水分を乾燥させないと、製品として使用することはできません。なので、木の持つ水分を乾燥させるのですが、同じ木でも「人工乾燥」と「自然乾燥」の乾燥方法では効果が大きく異なることになります。
人工乾燥は、機械で熱を加えた強制的に木の水分を乾燥させる方法です。これに対して自然乾燥は、自然に任せて時間をかけてゆっくりと乾燥させていく方法です。
人工乾燥は熱で乾燥しますので、木の細胞が死んでしまうことになります。なので、木の本来持つ機能を失ってしまいます。「木は呼吸します!!」が呼吸は出来ませんになります。
自然乾燥は、木の持つ細胞を壊すことなく乾燥いたしますので、木の本来持つ機能を失うことはありません。
自然乾燥の木は「呼吸します!!」が正解になります。
このことは、世間一般的には知られていないことになります。
木ならどれでも呼吸すると思われているからです。
製材方法でも効果が異なることになります。
製材の方法は、木の模様がくっきりと出る「板目」と、まっすぐのすじが入った「柾目」に分かれます。
板目は、一本の木から沢山とれますが、柾目は大きな木からしか取れませんし、板目よりもはるかに少ない量しかとることができません。
昔から板目の木は、酒樽や醤油樽などの用途に使われてきました。酒や醤油を外に漏れないように板目が使われました。板目は液体を通しにくい。液体を通しにくいということは調湿しにくいことになります。
柾目は、昔からおひつやすし桶などに使われてきました。お米の水分と適度に保つためには調湿してくれないといけません。調湿してくれるのが柾目になります。
コショウは、収穫時期や加工で全く異なったよう見えますが、すべてスパイスとして食卓を飾ります。使用する用途は変わっても使いどころでアクセントとして輝くことになりますが、木は乾燥方法や製材の方法で効果が全く異なることになります。
コショウの様に用途を変えて使えるとは限りません。
人に効果をフルに発揮してくれるものと、そうではないものに分かれることになります。
価値がある木か、そうでもない木かの判断は素人ではなかなか分かりません。売っているプロでも知らない人のほうが多い時代ですから(汗)
木はいろいろですね。
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