デザインの話
デザインには、流行りすたりがあります。
今、流行っているもので決めると、今がピークで段々と古いデザインになっていきます。
ファションも同じで、今年の流行がころころ変わります。春夏秋冬が進むごとに流行もめまぐるしく変わっていきます。
流行の流れのスピードが、もの凄く早くなってきています。
気が付けば今着ているものが時代遅れになっていることもあります(汗)
昔、はやったものがまた流行ることもあるのがファションですが、家では最新のデザインばかりで、昔の和風の家を建てる方はものすごく少なくなりました。今建てようとするとコストの面でもものすごく高くなることになります。
考え方も変わってきて和室自体が家の中から消えつつもあります。
昔は、親せきが集まったりお客様が来るからなんてことで、和室が重宝されていましたが、今では簡素化されて畳コーナーぐらいで自分は全く設計に入れないことのほうが多くなりました。
和室に臭いや湿気が集まりやすいですし、もみの木ハウスで使っているもみの木のフローリングは、表面が凸凹加工なので、素足でいるのが一番気持ちがいいですし、ダニもわきません。快適に暮らすことのできる家になります。
デザイン重視で家を建てると、今斬新でいいですが、時代とともにあの時の、、、、
になってしまいます。
デザインは、見た目重視なので機能面が悪かったり、生活している人に優しいとは言い切れません。デザインを重視するあまりに機能性能や快適面を失うことにもなりかねません。
デザインでは住む人に良い家の環境にはならないといえるからです。
新しい家でどんな生活をしたいかにもよりますが、自分はデザインにお金を使うよりも、住まう家族が幸せに健康で暮らせるほうにお金を投資することのほうが重要だと考えています。
家はデザインよりも家族が幸せに暮らせるほうが遥かにいいからです。
恰好ばかりの男より中身がある男のほうがいいとは思いませんか??
長年暮らすと味が出てくるほうがいいからです。
自分は容姿は良くないから言っているのではありませんが、やっぱり健康に過ごせる家とか快適に過ごせる家とか、家事がものすごく楽になったりだとか、家は使ってなんぼのものだと思っています。
眺めて満足するのもいいでしょうけれども、自分は生活が楽で家族が健康で暮らせる実用的な家のほうが遥かに住む価値家だと考えるからです。
どちらを選択されるのかはお客様の自由ですが、まず、その家でどんな暮らしがしたいのか?目的をはっきりさせることが大事だと考えます。
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